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  • 定年後に田舎に帰る前に知りたい事まとめ!田舎暮らしに失敗するとどうなる?

    2018年7月9日 18時11分34秒

    テーマ:未分類

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    今は都会でバリバリ働き忙しく暮らしていたとしても、いつかは生まれ故郷の田舎に戻ってのんびり過ごしたいと思っている人は多いのではないでしょうか?

     

    インターネットが発達し色々な価値観が生まれ発信される中で、東京などの大都市近郊に住み大型テーマパークや最新のファッションを追い求めて暮らすのだけが正解ではないと思う人達も大勢いるでしょう。「田舎で蛍を見ながら散歩してみたい。」「庭付きの家で家庭菜園をやってみたい。」「格安でテニスコートを使ってみたい。」等など都会では実現出来ない生活に憧れる人はかなり多いのです。

     

    もしかしたら貴方もその一人かも知れませんね。

     

    しかし、田舎暮らし=何の心配も要らない夢の生活、という事ではありません。実際に生まれ故郷で暮らす前に抑えて知っておきたいポイントがあるのです。

     

    定年後に田舎に帰る前に知りたい事まとめ!

     

    田舎暮らしを失敗しない為に知っておきたい事。

     

    定年後に田舎に帰る前に知っておきたい事についてまとめてみました。田舎で生活する為に抑えておきたいポイントというのは無限にあると言っても過言ではありませんが、ここでは「移住しようと検討している田舎について」知っておきたい事という観点から次の5つを挙げさせて頂きました。

    (家族や伴侶の同意を得ている。ある程度の資金的余裕がある。住む場所がある、というのは前提条件としてとらえて頂ければ幸いです。)

     

    医療は充実しているか?

     

    田舎の医療は大丈夫?

     

    人間、60歳を超えてくると身体の色々な所にガタが来るものです。若い人でも病気になるのですから、単純に考えれば歳を取ってくれば病気のリスクが高くなるのはごくごく普通です。

     

    都会には病院が沢山あり様々な医療が受けられますが、貴方が移住を検討している田舎はどうでしょうか?小さな診療所に定期的に医師がやってくるだけ、というのは極端かも知れませんが、近くの大きな病院まで行くのに車でかなりの時間がかかるというような状態では少し不安な場合もあるかも知れません。

     

    移住を検討している田舎では十分な医療サービスが受けられそうかどうかは抑えておきたいところですね。

     

    自分や家族の趣味が出来る場所はあるか?

     

    趣味は出来るか?

     

    定年後に田舎に移住する上で一番の敵は「退屈」です。テニスやゴルフ、ヨガ、エアロビクス、絵画などなど自分の趣味が出来る場所があるかどうかは予め調べておいた方がいいでしょう。

     

    サークルや教室があるかどうかは趣味が出来るという意味でも、新しい人間関係をつくるきっかけという意味でもとても重要です。

     

    友人と定期的に会えるか?

     

    人間は何歳になっても一人では生きていけません。充実した楽しい人生を定年後に送る為にも、友人とたまにでも良いので定期的に会えるかどうかはチェックしておくべきですね。

     

    あまりに田舎過ぎて交通の便が悪いと昔の友人に全く会えなくなってしまうかも知れません。それでは良くないのです。スマホで連絡は取れるかも知れませんが、実際にあって旅行に行ったり会話をしたりする時間が大事です。

     

    距離的な観点でもそうですが、貴方が住もうとしている田舎の近くに温泉などの観光地があると友人とも会いやすくなりますね。

     

    住む場所の近くで一通りのものは揃うか?

     

    自分が住む予定の家の近くで一通りの生活用品や手続きを済ませる事が出来るかは必ずチェックしておくべきです。

     

    郵便局が遠い。コンビニが遠い。スーパーが遠い。

     

    確かに全ての要素が自分に都合良くあるとは限らないですが、一つ一つが遠いと移動に時間や費用がかかり生活の質が落ちます。またガソリン代などの交通費もずっと住む事を考えると莫大な金額になるでしょう。

     

    今はインターネット通販で何でも購入出来る時代ですが、それでも住む家の近くで必要なものが揃うかどうかは重要なのです。

     

    収入を得る為の雇用の場はあるか?

     

    十分な資金的余裕を持って田舎に移住するのが大前提ですが、それでも何か不測の自体が起きる可能性はあります。そんな時にアルバイトでも何でも雇用してくれる場があるかどうか、もしくは収入を得る手段が用意出来るかどうかというのは必ず確認しておきましょう。

     

    定年後の人材が田舎で職を見つけるのはかなり難しいかも知れません。都会に残してきたマンションを賃貸で貸し出し家賃収入を得たり、趣味で作ったものを売るルートがないかどうか等、できる限りの事はしておくべきですね。

     

    定年後の田舎暮らしに失敗するとどうなる?

     

    田舎暮らしに失敗すると割と悲惨かも・・・

     

    定年後の田舎暮らしに失敗してしまうとかなり悲惨です。これは決して脅している訳ではなく、多くの人が経験している事なのです。

     

    都会で忙しく働いていて、その感覚が染みついてしまった人が田舎ののんびりした価値観に適応できるかどうかというとその人次第な所はあります。自分自身の問題なら自分で解決すれば良いのですが、田舎の場合は妙に閉鎖的な人もいます。娯楽が少ない事から家族が退屈してしまうという事もあるでしょう。

     

    私たちが移り住んだ地域は集落の身内意識が強く、我々新参者は相手にしてもらえないどころか無視までされてしまいます。おかげで妻は移住3ヵ月で鬱病を発症し、治療費と通院に使う車のガソリン代が月7万円もかかりました。田舎なので、近所に病院がないんですよ。

     

    退職金約3000万円のほとんどをつぎこみ、田舎に新居を購入し、あとは年金で生活費をやりくりしています。
    しかし引っ越したばかりなので近所付き合いもなく、好きな麻雀やゴルフもする相手がいない。することがないのがこんなに辛いとは思いませんでした。

    出典元:実例集 こんなに恐ろしい定年ビンボー

     

    都会で暮らしていた人間が田舎に移住して暮らす訳です。かなりの環境の変化が伴います。前段で掲げたようなポイントを予めチェックしておくのも大事ですが、一番のポイントは上手く人間関係を作れるか?という所にあるのかも知れません。

     

    終わりに。

    定年後に田舎に帰って暮らす前に知っておきたい事や移住に失敗してしまった場合などの実例をお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

     

    考えるところは多くありますが、それでも1つの選択肢として田舎で暮らすのはアリ、です。楽しい定年後の生活の為にも現役時代から色々考えておきましょう!

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