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  • 空き家を相続する時の問題点について!登記や管理などやる事は沢山!

    2018年6月28日 10時24分19秒

    テーマ:空き家

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    今回は空き家を相続する時の問題点などについてお話をしていきたいと思います。

     

    空き家を相続するとなると最初は嬉しいのですが、意外と把握しておかなければならない事が多い事に徐々に気がついていくものです。管理はどうすればいいのか…登記もキチンとしておかないと後でもめる原因にもなってしまいます。

     

    空き家を相続してしまう事で、場合によっては困ってしまう事もあるでしょう。そうならない為にも予備知識としてある程度の情報は頭に入れておきたいものですね。

     

    空き家を相続する時の問題点について!管理や登記などやる事は沢山!

     

    空き家を相続する時に抑えておきたい問題点 ~登記~

     

    相続登記をしっかりと!

     

    まず、空き家を相続する時に必ずやっておきたい事があります。それが登記です。

     

    登記とは所有者が誰なのかをしっかりと登録する手続きなのですが、これが空き家を相続するにあたって非常に重要なのです。

     

    自分の親が亡くなった時に空き家を相続する場合、相続登記をしなくてはなりません。空き家に限らず不動産の相続を行う時は相続登記を行います。名義をしっかりと変更しておく、という事です。

     

    一見当たり前に思えるこの相続登記ですが、実は意外と行われていないのです。何故なら〆切が無いから。空き家を相続していつまでに相続登記をしなければならないという期限がないですし、相続登記をしなかった場合の罰則もないのです。

     

    だからと言ってこの相続登記をしっかりとしておかないと後で大変な事になります。

     

    空き家を売却したり解体する時は登記されている名義人の判子が必要なのですが、相続が起った時(例えば親が亡くなった時)に空き家の名義人となるのは相続権を持つ人全員です。

     

    そして、それはそれぞれの取り分が決まったからと言って自動的に登記の名義人が変わる訳ではないのです。相続登記をその時にしておかないと、空き家の名義人が複雑な事になってしまって正しい権利者に登記し直そうとしても、一筋縄ではいかなくなってしまいます。

     

    空き家の登記はしっかりと!

     

    結果として登記を正しくする為に時間や専門家にお願いする費用が余計にかかってしまう。解体するにしても開始が大幅に遅れますし、売却の場合は機会を失ってしまうかも知れません。

     

    ましてや相続登記をしないで2代、3代と相続を繰り返してきている空き家をいざ売却・解体しようとなると、もう複雑すぎてどこから手をつけて良いか分かりませんね。

     

    空き家を売却したり解体したりする事は十分起こりえる事なので、相続が起った際は必ず相続登記をするという事を肝に銘じておいて下さいね!

     

    空き家を相続する時に抑えておきたい問題点 ~管理~

     

    空き家を相続すると管理面での問題も発生する。

     

    相続した空き家をどのように管理していくのかという事も登記と同じくらい重要です。

     

    登記は書類を出せば終わりますが、管理は管理で書類の問題ではなく空き家の資産価値が下がらないように、ご近所様に迷惑をかけないようにしっかりしていく必要があります。

     

    管理を全くしない建物は急速に朽ちてみすぼらしくなっていき、最終的には壁が剥がれ屋根が破れ倒壊していきます。そこまでになる事は稀だとしても、管理をせずに資産価値が低下してしまった空き家は悲惨です。

     

    ゴミが捨てられる。不審者が住み着く。ネズミが発生する。蜂の巣が出来る。雑草のジャングルになる。虫がわく。子供がいたずらでガラスを割る…

     

    思い出の住宅がお化け屋敷のようになってしまうのは良い気分がするものではないでしょうし、資産として活用する事も出来なくなってしまいます。

     

    空き家を相続したら、誰がどのように管理していくのかを決めて実践していく必要があります。月に1回でも様子をみて、ゴミを拾い、草をかる。蜂の巣があったら駆除し、ネズミの罠を仕掛ける。面倒臭くてもやる必要があるのです。

     

    自分が出来ないのなら、誰かにお願いする。誰かにお願い出来ないのならば業者に依頼する。空き家の管理は決しておろそかにしてはいけない問題なのです。

     

    空き家を活用するという選択肢もある。

     

    空き家を活用するという選択肢も。

    リノベーションされた空き家。歴史と現代建築技術が上手くマッチしてとても味がある建物に。

     

    空き家の管理が難しいのならば、いっその事売りに出してしまったり、賃貸物件として活用するという手もあります。

     

    状態が良い空き家ならばそのまま売却する事も可能でしょうし、建物を解体して更地にして売却するという選択肢もあります。リフォームして賃貸物件として活用すれば家賃収入が安定的に入ってくる事が望めます。

     

    ただし、そのように空き家を有効活用するのも、空き家を相続する時にしっかりと相続登記を行い権利関係をしっかりさせていないと、売却や解体は出来ません。普段から管理をしていないと空き家を賃貸物件として活用する事は難しいでしょう。

     

    様々な選択肢がありますが、共通して言えるのは空き家を有効活用したいのならば登記と管理はしっかりと行う!という事なのです。

     

    終わりに。

     

    空き家を相続する際の問題点や注意しておきたいポイントについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?

     

    人が住まない古い家でも「資産」です。現金をリビングにむき出しで放置しないのと同じように、空き家も放置はいけませんし、誰のものなのかをしっかり登記しておく必要があるのです。

     

    それでも、、、空き家は意外と悩みどころも多いもの。一人で悩むくらいなら空き家のプロの業者に相談してみてはいかがでしょうか?

     

    弊社では空き家管理サービスを提供しております。空き家のチェックについては無料でやらせて頂いております。よろしければお気軽にご相談して頂ければ幸いです。

     

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