2018年8月13日 23時35分29秒
テーマ:ブログ
孫が可愛くて可愛くて仕方ないという「病気」にかかってしまう50代60代の方が増えているようです。
最近は親子で同居するというケースも少なくなりましたから、孫と会えるのは盆・暮れ・正月、たまにある息子・娘の帰省時のみという人も多いようです。ラインやスカイプなどのツールを使って、テレビ電話で話す方も多いでしょうが、実際に会って話すのとは臨場感や「可愛さ」が違いますよね!
たまにしか会えない孫への愛情表現としてプレゼントを買ってあげたくて仕方ないという方も多いでしょう。
しかし、プレゼントを買ってしまう前に一呼吸置きましょう。そのプレゼント娘(息子)に「いらない」と思われてしまうような「ありがた迷惑品」ではないですよね・・・?
離れて暮らしてはいるけれども、可愛くて仕方が無い孫に何とかして関わりたい。そんな思いからお祖父ちゃん・お祖母ちゃんがやってしまいがちなのが「独りよがり」なプレゼントなのです。
孫の事を愛する気持ちは素晴らしいのですが、それをプレゼントという形に具現化する際には幾つか抑えておきたいポイントがあるのです。そういうポイントを無視して贈るプレゼントは「いらない」と思われてしまうかも知れません。
多くの場合、孫自身はプレゼントを喜んで受け取ってくれるでしょう。(そもそも自我が芽生えていなければ嬉しいも何もありません。)
ですが、その親(つまり貴方のお嬢さん・息子さん)となると話は別です。彼らは自分の趣味にあった服を孫に着せ、趣味に合ったおもちゃを買い与えたいと思っているのです。
ですのが、その趣味や教育方針に合っていないものを買い与えても迷惑だと受け取られてしまうかも知れません。
親の趣味や好きなブランドに合わせたプレゼントをするように心がけるのはとても重要なポイントなのです。
ただでもらえれば何でも嬉しいとは限りません。場合によっては相手の迷惑になるものがあるでしょう。
特に最近の子育て世代は狭いアパートやマンションに住んでいる場合も多いです。会社の転勤などで引っ越しを頻繁にする場合もあるでしょう。そういう場合、大きくて場所を取るや重いものをプレゼントしても迷惑がられてしまう事もあります。
代表的なのがベビーベッドですね。重くて場所をとりますので、最近はレンタルで済ませる場合も多いのです。
赤ちゃん用品はずっと使うものではありません。そこも考慮に入れた上で孫へのプレゼントを検討するべきですね。
プレゼントは自分が満足する為にするものではなく、もらう人が喜んでくれる為にするものです。
そう考えると、相手が何が欲しいのかを先に聞いてしまうのがベストかも知れません。男女間の恋愛のかけひきで使うプレゼントならばともかく、親が娘や息子に「孫へのプレゼント」として渡す品についてならば予め何が欲しいかを聞いた方が合理的です。
子育てはお金も手間もかかります。親が欲しいのはサプライズではなく、現実性。孫へのプレゼントは何が良いかはその親に予め確認しておいた方がいいかもしれませんね。
孫(息子or娘)が喜んでくれるプレゼントを選ぶにはここまでに述べてきたようなポイントを抑えておく必要があります。
とは言っても、相手が必ずしも欲しいものを明確に言ってくれる訳ではありませんし、遠慮して「何でもいいですよ」「プレゼントなんて・・・そんなに気を使わなくても大丈夫です。」と言われてしまうかも知れません。これではお祖父ちゃん・お祖母ちゃんとしてはなんかやるせないですよね。
場所も取らず、相手の趣味を無視せずという孫へのプレゼントで代表的なものは「カタログギフト」ですね。これは相手が好きなものを選べますので非常に喜ばれます。最近ではカタログは全てWebで見るタイプのものもあります。
本来はインターネットがあまり得意でないお祖父ちゃん・お祖母ちゃんが、自分たちの事を思い、色々苦労してWebのカタログギフトなんかを送ってくれたら、息子や娘はとても喜んでくれるのではないでしょうか?
プレゼントの本質とは「自分があげたいからあげる」という事ではなく「相手が何を貰ったら嬉しいか」を徹底的に考える事にあります。
「要らない」と言われてしまう孫へのプレゼントというのは独りよがりなものです。
難しい事では決してありません。「貰えればなんでも嬉しい」というような考えは捨てて、相手の事を思ったプレゼントをする事で孫との距離を縮めていきたいものですね!
孫へのプレゼントは可愛さのあまりついつい自分本位になって結果として迷惑がられてしまう事が多いです。
そうならない様にプレゼントの本質をおさえた贈り物をする事で、息子・娘とも孫とも良好な人間関係を築いていきたいですね!