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  • 田舎の空き家を賃貸住宅として活用するメリットやデメリットについてまとめ!

    2018年6月5日 19時41分42秒

    テーマ:賃貸

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    今回は特に群馬県のような一般的には田舎とされる地域にある空き家を賃貸住宅として活用していくメリットやデメリットについてお話をしていきたいと思います。

     

    空き家を活用しないよりは活用した方が良いのはごくごく当然のことです。ただし、どのような活用をするにしてもそのメリットやデメリットについて予めポイントを抑えておかないと「こんなはずじゃ無かった…」と後悔してしまうかも知れません。

     

    特に自分の持ち物を他人に貸すという事は、それが空き家で無くても注意しなくてはならない事が沢山あります。思わぬトラブルに巻き込まれて面食らってしまわないように空き家を賃貸住宅として活用する時のポイントを抑えておきましょう!

     

    田舎の空き家を賃貸住宅として活用するメリット。

     

    空き家を賃貸住宅として活用するメリット

     

    空き家を賃貸住宅として活用するメリットは主としては次の様なものが挙げられます。

     

    賃料が定期収入として見込める。

    資産を保有し続けながら収入を得る事が出来る。

    初期投資が比較的安価である。

    資産の有効活用が出来る。

     

    以下、一つ一つ説明していきますね!

     

    賃料が定期収入として見込める。

     

    まず、当たり前ですが空き家を賃貸住宅として活用した場合、入居者から家賃収入を得る事が出来ます。これは定期的に入ってくる収入になります。

     

    一般的には田舎は給与水準が低く、雇用の機会も限られているケースが多いので、家賃収入があるという状況は非常に心強いはず。

     

    何も活用しなければ、固定資産税を毎年支払い、たまに行って手入れの手間がかかるだけだった空き家が定期収入を生み出せるようになるのは非常に大きいですね!

     

    資産を保有し続けながら収入を得る事が出来る。

     

    空き家を賃貸住宅として貸し出せば、当たり前ですがその空き家は自分のものであり続けます。売却してしまうと他人のものになってしまいますが、貸すのであれば自分のものであるままです。

     

    一度他人のものになってしまえば、そこに自分が住んだり家族が住んだりするという選択肢は失われてしまいますが、貸し出しているだけであれば賃貸契約が終わればまた自分の好きなように活用出来る。

     

    この柔軟性は空き家を賃貸しする大きなメリットですね。

     

    特に群馬県のような田舎の場合は、現役世代である内は都会でバリバリ働きたいけど、それが終わったらまた戻ってきたいという層は多いはず。そんな方は空き家を賃貸物件として活用するメリットを十二分に活かせるはずです。

     

    初期投資が比較的安価である。

     

    空き家を賃貸住宅として活用する場合、初期投資が比較的安価であるのがメリットです。

     

    例えば投資用のマンションを買おう!それを賃貸マンションとして活用しよう!という事になった場合、地方のワンルームマンションでも1000万円程度の初期投資は欲しいところです。都心や東京近郊となったらもっと大きな初期投資が必須となってきます。

     

    対して、既に保有している空き家を賃貸住宅として貸し出していく場合、既に土台となる空き家はあるのですから、費用は大幅に少なくて済みますよね!もちろん、空き家を賃貸住宅として活用する場合、リフォーム代がかかる場合も多いですが、それでも最初から物件を購入するよりは安上がりです。

     

    空き家を持っているという人は、実はこれから投資マンションを買おうとしている人より2歩も3歩もアドバンテージがある状態なのです。

     

    資産の有効活用が出来る。

    空き家を持っていて何にも使わないというのは宝の持ち腐れです。

     

    預金の場合は使わなくても銀行に預けてさえいれば、スズメの涙ほどの利息を受け取る事もできますが、空き家の場合は有効活用しないと固定資産税は取られるわ、火災保険料はかかるわ、草むしりはしなくてはいけないわ、で何もメリットもありません。

     

    空き家は活用しないとプラスどころかマイナスなのです。

     

    田舎の空き家を賃貸住宅として活用するデメリット。

     

    空き家を賃貸住宅として活用するデメリットとは?

     

    空き家を賃貸住宅として活用していくにあたっては以下のようなデメリットも把握しておく必要があります。

     

    修繕に大幅な費用がかかる事もある。

    家賃滞納等のトラブルが起る可能性も。

    空室ならば賃料は入ってこない。

     

    以下、一つ一つ説明していきますね!

     

    修繕に大幅な費用がかかる事もある。

     

    当然ですが、多くの場合空き家はそのまま賃貸には使えません。痛んでいる所や壊れている所を綺麗にリフォームする必要があります。

     

    そうしないと入居者が中々入ってきてくれませんし、家賃も非常に低くなってしまいます。

     

    新たに物件を購入するよりは安いですが、それでもある程度の修繕費が初期費用としてかかる事は肝に銘じておくべきですね。

     

    家賃滞納等のトラブルが起る可能性も。

     

    空き家にかかわらずですが、家賃を滞納する人は実際にいます。日本の法律では入居者を保護する考えがあり、例え家賃の滞納があったとしてもすぐに追い出して、もっと「まともな人」に入居してもらう、という事は出来ません。

     

    資産がない人であれば「無い袖は振れない」と逃げられてしまうという可能性だってあります。

     

    そういう事が無いようにちゃんとした収入がある、人格的にも優れた人に空き家を貸すように努力すべきではあるのですが、可能性の一つとしては含んでおくべきですね。

     

    空室ならば賃料は入ってこない。

     

    当然ですが、空き家を賃貸住宅として活用すると言っても、そこに入居者が来なければ賃料は発生しません。

     

    東京近郊や都心ならともかく、群馬県のような田舎の場合は、立地条件にもよりますが借り手が見つからないリスクもありますので、そのあたりは事前によく考えておく必要がありますね。

     

    終わりに。

     

    空き家を賃貸住宅として活用する場合のメリットやデメリットについて色々説明させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

     

    賃貸住宅を運営していくのは甘い話ばかりではありません。空き家を貸したいと思っても、そこには色々なハードがあり、トラブルの危険性もあります。

     

    しかし、空き家を活用しようとしなければ、空き家からは間違いなく家賃収入は得られませんし、利益を生み出す可能性はありません。毎年固定資産税が発生し、いつか朽ち果てて取り壊すだけとなってしまいます。

     

    空き家があるのでしたら、ぜひ活用する方向で検討していきたいものですね。

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