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  • あなたの空き家、台風が来ても平気ですか?雨漏りはしていませんか?

    2018年8月22日 23時15分32秒

    テーマ:空き家

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    8月9月は台風の季節ですね。ネットやTVのニュースでも土砂崩れや川の増水、強風、降水量など多くの情報が流れ注目されます。

     

    いざ台風が自分の住む地域にやってくると、それなりには警戒し備えるとは思うのですが、2018年現在日本列島には1000万戸に迫るほどの空き家がある事を忘れてしまっている人は多いのではないかと思います。

     

    そう。離れた所にある貴方の空き家は大丈夫ですか?という事です。

     

    自分が現在住んでいる家が一番の関心事だというのは良く分かるのですが、空き家管理の観点から言うと、台風の様な災害時こそ空き家の状態をチェックしておきたいものです。

     

    特に放置してしまっていて、普段ろくに管理できていない空き家は台風が来てしまうと壊れてしまうかもしれません・・・貴方の空き家は大丈夫ですか?

     

    あなたの空き家、台風が来ても平気ですか?雨漏りはしていませんか?

     

    貴方の空き家に台風が来たら大丈夫?

     

    台風が来ると通常では考えられない雨や風が空き家を襲います。

     

    人が住んでいてしっかりしている新しい建物ならば大丈夫な場合が多いでしょう。(もちろん、油断は出来ませんが・・・)しかし、築年数が経過しており、管理もろくにされていない空き家の場合思わぬ被害が生じる事があるのです。

     

    屋根材の破損

     

    台風が来るとその強風により屋根材が剥がれてしまう事があります。築年数が浅い最近の建物でしたら強風や大雨の耐久テストをクリアした強い素材、強い工法が使われている事もありますが、空き家は多くの場合は当てはまらないでしょう。

     

    一般的には築年数が経過している空き家ほど脆く、壊れやすくなっており、屋根材においてもそれは変りません。台風の襲来により空き家の屋根瓦が飛んだり、スレートやトタンが飛ぶことも十分あり得ると考えておくべきです。

     

    普通に暮らしていると屋根が壊れるというのは非日常であり、想像が付かないという人もいるかと思いますが、実際に多くの空き家で被害が出ているのです。

     

    屋根材が破損するとそれだけでは済まず、連鎖的に雨漏りから床や柱などが痛み、腐っていきます。

     

    更に強風で破損した屋根材が近隣住民に被害を与える可能性もあります。自分の空き家が朽ちていくだけならば、まだマシなのですが、他人に迷惑をかけてしまうのはよろしくないですね。屋根瓦が飛んで人の頭に当たれば大怪我をするでしょうし、所有者責任を問われ賠償を求められる可能性も否定は出来ません。

     

    窓ガラスの破損

     

    台風で窓ガラスが壊れるかも。

     

    台風で空き家の窓ガラスが割れてしまう可能性も十分に予見しておくべきでしょう。

     

    強風そのものでガラスが割れる事はそれほど多く無くても、何かが飛んで来てガラスに窓ガラスに当り、割れてしまうという事はあり得る事です。

     

    ガラスが飛散すれば近隣に迷惑をかける事になりますし、そこから水や虫、動物が入り込めば空き家がめちゃめちゃになってしまいます。

     

    庭の残置物

     

    元々は空き家の中にあった家具やゴミ、自転車などの大きなものを空き家の庭に置きっぱなしにしている人も多いかも知れませんね。

     

    確かに空き家の庭ならば物を置いておいても良さそうな気がします。

     

    しかし台風が来た時は一層の警戒が必要です。常識では考えられない程の強風で残置物が飛ばされたり、飛び散ったりする可能性は十分にあると考えておくべきです。

     

    近隣の迷惑になってはいけませんし、自分の空き家の庭が散らかるだけで済んだとしても少々面倒臭い事になります。

     

    雨漏り

     

    空き家の雨漏り

     

    屋根材の段と少し被るのですが、台風が空き家を襲うことで雨漏りのリスクは非常に高まります。屋根材が飛ばされて屋根が破損してしまえば雨漏りもするでしょうし、そもそもの雨量が通常とは比べものになりませんので、台風時の雨漏りはその量も凄い事になりがちです。

     

    雨漏りというとあまり深刻な被害はなさそうに思ってしまう方もいるかも知れませんが、空き家で雨漏りが発生すると(それに気がつかなければ)大変な事になってしまいます。

     

    床や柱がぬれてしまえば、カビが生え腐り、朽ちていく事になります。表面的な壁紙、床の部分だけで済めばいいのですが、放置されている期間が長いと浸食が進み構造的な部分から空き家がダメになってしまう可能性もあるのです。

     

    雨漏りさえなければ普通に使えた空き家が一気にダメになってしまうかも知れない・・・台風というのは空き家のオーナーにとっては実はかなり警戒するべきものなのです。

     

    終わりに。

     

    台風が空き家に与え得る損害について幾つか述べてきました。

     

    空き家は自分が普段住んでいる住居とは違いますし、普段も台風の時も空き家の事をあまり考えない人は多いかも知れません。

     

    しかし、普段から空き家の管理をしっかりとしておかないと、台風や強風時に空き家に致命的なダメージを与えてしまうかも知れないのです。

     

    裏を返せば空き家はちゃんと管理さえしていれば、朽ちてしまうリスクをかなり抑える事ができますし、いざ活用しようという場合のリフォーム代などを抑える事が出来るのです。

     

    台風の多いこの季節です。台風を機に空き家の事について真剣に考えてみませんか?

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