貴方の空き家に不法侵入！？不審者や空き巣対策をしっかりしておくべき理由

貴方の空き家は貴方のものです。いくら人が住んでいないからと言って知らない人に勝手に入られては困ってしまいますね。

 

しかし、空き家を放置しておくともしかしたら知らない誰かに不法侵入されてしまい、思わぬ被害に遭ってしまうかも知れません。

 

空き家と上手く付き合って行く為には不審者や空き巣対策をしっかりとしておくべきなのですが、近くに住んでいないとどうしてもおろそかになってしまいがち。

 

今回はこの問題について考えてみたいと思います。

 

空き家に不法侵入！？不審者や空き巣対策してますか？

 

 

確かに空き家を持ってるし何年も放っておいているけど、周りに住宅もあるし、まさか誰かが勝手に入ってるなんて事はないんじゃないかな。

 

日本は平和だし、周りの人が助けてくれるだろう。

 

別に今は誰も住んでいないし、適当でいいや。処分する時に考えよう。

 

もしかしたら貴方はこんな風にお考えかも知れません。ですが、そのままではもしかしたら大損してしまうかも知れません。

 

空き家のオーナーである以上、あらゆるリスクに備えておく必要があるのです。

 

空き家への不法侵入は別に珍しい事ではない。

 

実は空き家への不法侵入は別に珍しい事ではないのです。

 

近年の人口減少と特定の地域の過密化などから特に地方を中心に空き家の数は増加傾向にあります。

 

出典元：平成25年住宅・土地統計調査（速報集計）結果の要約

 

上記データを見れば分かるように日本国内の空き家は増加の一途を辿っています。平成25年の時点で全国の空き家数は820万戸。

 

横浜市の人口が370万人ですから、横浜に住んでる人全員が２戸ずつ空き家を貰っても、まだかなり余る計算になりますね。（ちなみに平成30年現在はもっと空き家の数は増えていると言われています。）

 

これだけ空き家が増えれば、不法侵入も当然増えます。ただでさえ不景気で、仕事や家を無くした人が多いご時世ですから、雨風しのげて料金もかからない空き家が近くにあれば「ちょっとくらい･･･」と考える人間は沢山いるのですね。

 

空き家の不審者・空き巣対策が必要な理由。

 

空き家に不審者や空き巣が入った場合、様々なデメリットが発生します。実際にあった事例を紹介していきますね。

 

ものが盗まれる。

 

空き家からものが盗まれる事は実はよくある事です。貴方が価値がないと思っているものでも、空き巣にしてみれば宝物かも知れません。

 

今はインターネットで何でも売ることが出来ます。古本は高値が付くかも知れませんし、ヤフオクで仏壇が買えてしまう時代です。鎖などの金属製品はリサイクル業者が喜んで買い取ってくれます。

 

侵入しても見つかるリスクが低く、事件の発見も遅れがち。空き巣は結構空き家を物色しているものなのです。

 

空き家そのものを壊される・汚される。

 

 

空き家に不審者が住んだり侵入した場合、空き家を壊されたり汚される可能性があります。

 

不審者は別に自分の財産ではないので適当に住んで、気が向いたらどこかに行ってしまいます。床に穴を空けられたり、食べこぼしで汚されたり、トイレなども適当に使われるでしょう。

 

空き家は現在は利用していなくても、将来的に活用出来るものであれば、破損・汚損は絶対に避けたいところです。

 

不法投棄される。

 

空き家への不法投棄は今密かに問題になっています。

 

久しぶりに空き家に行ってみたらゴミの山。しかも粗大ゴミや使えない金属、ちょっと子供には見せられない雑誌やDVD･･･

 

捨てにくいものを人様の空き家に捨てていく不届き者が後を絶たないのです。

 

いざ空き家を売ろう！空き家にリフォームして住もう！となった時に、ゴミで溢れていたら大きな障害になってしまいます。

 

近所の人の迷惑になる。

 

空き家に空き巣や不審者が出入りするようになると、近所の人達にとってはかなりのストレスになるものです。

 

空き家のオーナーは遠くに住んでいるので分からないものですが、お年寄りや女性が空き家の近くを通った時、中から明かりが漏れていたり、夜変な音がしたりするのは想像以上に不安なものです。

 

松山市刑務所から脱走した受刑者が空き家に身を潜めていたというのは記憶に新しいところですが、近隣住民の不安は計り知れないものだったでしょう。

 

空き家の不審者対策、空き巣対策をしていないと、近くに住む人達を不安に陥れてしまうかも知れないのです。

 

どのような対策をとるべきか？

 

では、貴方の空き家に空き巣や不審者が侵入しない為にどのような対策をとるべきでしょうか？

 

まず、施錠をしっかりとする事。基本的ですが、ちゃんとした新しい鍵が付いているかいないかで随分違うものです。

 

そして、施錠だけでは不安だという方は空き家の管理を誰かに委ねるというのも１つでしょう。誰かが定期的に管理している空き家は不審者からすれば「定期的に人の出入りがある」という事でわざわざ狙うべき対象から外れます。

 

結果として空き家の汚損・破損のリスクを軽減出来るのであれば、かなりのメリットになります。

 

実際に空き家を売却しようとした際に、知らない誰かにボロボロにされていて大きく査定が下がってしまったというのは良くある話です。

 

普段は使わない空き家だからこそ、普段からメンテナンスをしておく事で、将来大きな力になってくれるかもしれないのです。

 

 

弊社では空き家管理サービスを提供しております。空き家のチェックについては無料でやらせて頂いております。よろしければお気軽にご相談して頂ければ幸いです。